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トップメッセージ

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* これまでの当社の軌跡
* 旭商事の現在
* 当社の未来ビジョン
* 新たな人材を求めて
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これまでの当社の軌跡

〜「どんな時にも取引を継続してきた」という関係先との絆が力に 〜

当社は、日本では珍しい熱間型打ちの鍛造品を主に営業活動をしています。
農業機械、エレベーターなどの昇降機、自動車部品を3本柱とした機械部品の「専門商社」で、 2010年で創業65年目となります。

当社にとっての生命線は、高い技術や能力を持った企業と購入取引をすること、 開発力があり、QCD(品質・コスト・納期)に優れたメーカーを探し出す力です。
顧客(得意先)、取引先(仕入先)共に、当社だけではなく様々な企業と取引を行っており、 今日のように物が充分にある場合、高品質かつ低価格な製品が要求されるとともに、 「機能を落とさずタイムリーに製品を提供すること」が求められます。

その中で「専門商社」として確かな地位を築き上げてこられた要因には、 互いの企業が景気・経営状況の悪い時も良い時も、「継続して取引をしてきた」 という企業としてのスタンスがあげられるのではないかと考えております。
言葉では簡単に聞こえますが、「継続する」という事はなかなか難しいことです。
環境の変化によって、得意先の商品が突然売れなくなれば、 そこでの生産計画が予定通り実行できなくなる。
そうなれば当初の計画に変化が生じ、当社も、当社の取引先も大きな影響を受けます。

しかし、そのように互いの約束が守れないとなった折には、先ず「人と人とが話し合う」。
一方的、一方通行で変更の結論だけを伝えるのではなく、 100%計画通りにいかないまでも、その中でベストな解決策を共に探すことを大切にしてきました。

そのような関係を互いに守り、実行してきたことが、当社が永年にわたり顧客、取引先と関係を築き、
現在まで企業として継続してこれた証ではないかと考えております。

 

鍛造業界における旭商事の現在

〜 企業枠を超えた業界内での活動、「人と人とのつながり」が企業力に〜

日本には、約700社の主な鍛造会社があり、 約半数が社団法人日本鍛造協会に属しております。
その中で、業界の発展に寄与すべく活動しており、現在87社が参加する、 「近畿鍛造品事業協同組合」に、当社は所属しております。

同組合では、現在、鍛造品の基礎となる製造に関わる勉強会や、 経営者・製造現場の責任者などを交えてのノウハウ共有など積極的な活動が展開されており、 私どもは、非製造会社ではありますが積極的にそれらの活動に関わっております。

そのような社外での活動を通しての人と人とのつながりが、 実は現在の旭商事の日常様々な営業活動と大きくつながっております。

例えば、関西以外にある新規の製造メーカーに見積もりを依頼した時、 「あぁ、旭商事さんやなぁ」
と、引き受けて、対応して頂けるといったこともそのひとつでしょう。
まったく無名の企業であれば、見積もりはおろか、会うことさえも難しい。

取引先各社の固有技術を把握し、顧客の要望と照らし合わせ、最適な組合せを見つける。

このような役割を担う当社にとって、『人と人とのつながり』が大きな企業力となっているのです。

 

 

当社の未来ビジョン

〜 技術提案にプラス、人の心を加味した企業として・・・ 〜

業界内での老舗企業としての基盤をもとに、 顧客や取引先への提案活動に主眼をおいた営業活動を行うことに力をいれております。

単に見積り依頼がきて、右から左に伝えるのではなく、 品質・価格について要求以上のものを「VA、VE提案」出来ないか検討する、 そのような事に積極的に取り組むスタッフが集まった企業でありたいと願っています。
 
VA/VEとはその部品の機能や価値を落さずに新手法による製作工法や原材料(材質の) 変更を意味し、自動車産業界などにおいては広く採用されております。
私が、「技術の時差」と呼んでおります状況なのですが、 ある産業では当たり前に採用されている事が、他の産業では革新的である場合の事です。
そういった技術を他の業界に活かしてゆくという視点が、営業活動において大切なのです。

そのような、各産業での状況は、取引先間でも見られます。
多くの取引先の「現場」を、もちろんその企業の根幹に関わる所なので、 あまり見せて頂けるわけではないですが、関係を築いていくことで見せて頂ける。
そして、その現場で行われている仕事内容、動作やモノ一つ一つに対して、 「なぜこれはこうなっているのか?」を問いかけていく。
多くの取引先の現場を見るという経験を積み重ねることで、 「良い・悪い」が判断できるようになり、「見る目」が養われていきます。

「他と比較し、良いか悪いか判断できる、見極めることができる」 という力を持った人材を育成していくことや、
「なぜ?」を実際の運用や活動の改善につなげ、得意先、取引先の要求に応える原動力とすること。
それが、当社の生命線となる「開発力のある、QCDのあるメーカーを探し出す力」となるのです。

日本のトップメーカーといわれる企業の経営者が「より現場に近い会社にしたい」 と言っておられた様に、図面やPC画面、シミュレーションなどではなく、 ものづくりの現場に行き、現物を手にとって見ること、 なぜこうなっているのか、と考えることができる人材を育成すること。
そういったひとつひとつの地道な努力を重ね、今後、技術提案にプラス、人の心を加味した企業として業界の未来を担うトップグループに属する企業を目指したいと考えております。

 

新たな人材を求めて

〜「机上」ではなく、「現場」「現物」で物事の本質を見極める力を養いたいという人に 〜

当社は、単に出来合いの商品を最終顧客に販売するのではなく、 現在日本経済を支えている産業の基幹部品を提供しています。
そのため、国内だけではなく、 海外マーケットの動向も視野に入れていくことが営業として不可欠です。

当社が扱う主材料である鉄鋼の国際価格にはじまり、 部品の海外メーカー国内メーカーの価格競争、
顧客のマーケットが海外展開しているが故の海外市場動向、 環境負荷物質の国際基準の遵守など、
現在では日常的にグローバルマーケットを意識せざるを得ない環境にあります。

しかし、英語が話せるなど語学が堪能であるといった人材が必要ということではありません。
求めているのは、当社が提供している製品の製造工程や、 顧客や取引先の業態・状態を把握的し変化やニーズをつかむ力を 「身につけていこう」とする姿勢であり、実際に行動しようとする人材です

知識や能力を持っている、ということが力になるのではありません。
「人と人」とが向き合い、数字やデータはその背景まで解き理解したうえで活用し、 物事の基本を見極める力を養っていくことが大切です。

日本の産業界の一端を担い、 そのような姿勢で「自らを磨いていきたい」 と考える人を、当社は歓迎します。

次世代の旭商事を創り上げてゆく新たな人材と出会えることを、心待ちにしています。


募集要項